[政経羅針盤]次買う本

id:demian:20050523 より「権威主義の正体」。確かに面白そうだ。
ポリティカルコンパスの日本版を作る時に、意図的に原作と変えたことが一つある。縦軸(政治軸)の表現だった。原作ではauthoritarian/libertarianだが、これを「保守/リベラル」に変えた。
政治の点数がプラスの人を「権威主義者」から「保守」に変えたのは、「権威主義者じゃまるで、コンパス上部に分類される人はみんな、誰かの言うことを鵜呑みにして自分じゃ何も考えないアホタレみたいじゃないか」と思ったからだ。それはあんまりだと思ったので、「保守」という表現を選んだ。
政治の点数がマイナスの人を「リバタリアン(自由主義者)」から「リベラル」に変えたのは、そっちの方が知名度が高いだろうと思ったからだった。「革新」を選ばなかったのは、第三象限は「革新」とかぶるけど、第四象限は「革新」とあまりかぶらない、むしろ弱者に厳し過ぎると「革新」に叩かれることも多いだろう、と思ったからだ。
作者が特に政治面に関して知識や教養が欠けているのは、Studさんに言われるまでも無く本人も自覚しているので、この判断が妥当かどうかは御意見募集中。