コラムの意図がよくわからない

http://kimuratakeshi.cocolog-nifty.com/blog/2004/11/post_14.htmlで木村氏が書きたかったのは、「七年がかりの償却」「ゆとり返済」「公的金融機関であるが故の不透明さ」のどれなのか、あるいはすべてなのか、読み取ることが出来なかった。公的機関である限り、政府の干渉から無縁でいられるわけはない。もちろん住宅金融公庫もだ。ゆとり返済は、住宅ローン減税・公共事業の推進・公共用地の先行取得といった、一連の景気対策の一つに過ぎない。経済対策の「2.直面する課題の克服(1)土地の有効利用の促進等」なんて今読み返すとメマイがする。おまけになるが


つらつらと考えていくと、融資残高約六十一兆円のうち約1%程度しか焦げ付きがないという数字すら怪しく見えてくる。
住宅ローンの延滞債権率は0.79%(H13)と、急増中とはいえ高くはない。庶民のマイホームに対する執念は、それほどまでに高いということだ。公的金融機関の中では、住宅金融公庫は優等生である。
http://www.soumu.go.jp/s-news/2003/pdf/030606_1_40.pdf