現状での税金教育

http://kimuratakeshi.cocolog-nifty.com/blog/2004/12/post_1.htmlトラックバック記事を読んで、まずは現在の中学の公民の教科書を開いてみる。なんでこんなのが我が家に転がっているかと言うと、当時三人目が産まれたばかりで、産後休暇中でごろごろしていたわたしと、育児休業中でごろごろしていただんなは、本を買い漁っていたのだ。もちろん歴史とセットで買った。

新しい公民教科書―市販本

新しい公民教科書―市販本

この教科書の目次はこうなっている。

序章
P5
現代文化の価値と規範
P25
現代政治の制度と目的
P51
現代経済の仕組みと働き
P123
現代社会の暮らしと問題点
P173
終章
P207

経済学系は全体の2割強で、政府の役割はそのまた2割の10ページ。財政歳入については2.5ページほどの記述がある。以下にキーワードを列挙する。

国税 地方税 地方交付税 直接税(所得税法人税相続税) 間接税(消費税、酒税、揮発油税、タバコ税、関税) 固定資産税 事業税 自動車税 累進課税 相続税 直間比率 公債 国債 地方債

「マネー教育を含めたライフプランニングについて教えろ」という意見には肯けるけど、「税金について教えろ」という意見には肯けない。自分が学校で習ったことを忘れているだけではないのか?