公社化と会計

しばらく前に、国の研究所にいた知人が、独立行政法人になってから、毎月コストを計算して提出するという余計な仕事が増えて面倒になった、とこぼしていた。「そりゃ多分、工業簿記*1になったからだろ、工業簿記は月次決算だから」とわたしは答えた。
郵便局、927万円過剰徴収/現金数え間違い・料金表見間違い…
日本郵政公社沖縄支社が、料金の間違いを素直に公表したことには好感が持てる。一方、公社化するまでは、こんな間違いにずっと気が付かないままだったという事実には恐怖すら覚える。税金、雇用保険、年金、健康保険、介護保険もけっこう間違っているまま、表面化していないケースのもあるかもしれない。

*1:仕入れたものをそのまま売る場合は「商業簿記」、加工する場合は「工業簿記」