IT業界は優等生になれるか?

日経の朝刊より「障害者雇用うつ病も適用対象に」。IT技術者の二割はうつ病と言われる職業についている身としては、「こ、これはIT業界は優等生じゃんか」と思ってしまった。(記事の内容はhttp://www.asahi.com/politics/update/1214/003.html参照)
よく読むと、精神障害者保健福祉手帳を持っていないとダメだそうだ。うつで休職中だったり退職する羽目になった同業の知り合いも何人もいるが、手帳まで持っているのは1人しか知らない。http://ww1.enjoy.ne.jp/~mh-hiroshima/3.01.htmの解説を読んだが、会社員として働けそうな3級の手帳を持っているのは、全国で3万8057人。広島市で295人。これじゃIT業界が優等生になるのは無理だ。法定雇用率を引き上げるほどのこともなかったのも道理である。
ところでミズタマのチチ | 金にものを言わせて人生乗り切れるヤツが、日本にどれほどいるっちゅうねん。のコメント欄で、障害者の所得の話題が出ている。日本にはサムハルはないが、ヤマト運輸会長・小倉昌男氏の実践にはかねてから注目している。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/sasaeru/20040406sq31.htm
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