日経新聞

14日付けの山口浩さんハーデスさんのコメントが頭に引っかかっていて、LPIC受験ついでに、日本経済新聞は信用できるか を一部立ち読みしてきた。まあごもっともな内容。
日経新聞がバブル当時、緊急土地対策要綱を非難していた記憶もない。となると問題は、役所の経済センスだけではないということか。
山口さんが挙げられていた株の値幅制限で思い出すのは、ITバブル末期の光通信株だ。そもそもIT業界内部の人間としては、ITバブルは全然理解できない現象だった。いまだにKKD*1がまかり通り、IT技術者は蔭でデジドカ*2と呼ばれ、人月いくらの世界だというのに、ITで効率化ってなんだよそれって感じ。案の定はじけて光通信株は毎日ストップ安を記録した。あれを見てから値幅制限のむしろデメリットを意識するようになった。

*1:勘と経験と度胸の略。未だにIT業界の見積は、これでやっていることが多い。

*2:デジタル土方の略