勝手に要望

たまに、いろいろ凝って調べてみることがあるわけだが、自分で調べて勉強するには、いくつか限界を感じることがある。

  • スタンダードがわからない。たまたま最初にとりついた本が、標準からはずれた内容だったりしても、気が付くにはだいぶ本代や時間を無駄にしてしまう。
  • 最近のトレンドがわからない。英語サイトを楽にこなせればよいのだが、どうも見づらい。特に海外公的機関のものだとデータ探しに苦労したり、データが有料サービスで挫折すること多し。
  • 自分の理解が正確でないときに、あれこれ議論できれば修正できるのだが、それができない。教科書執筆者のケアレスミスにつまずいたこともあった。
  • どんぴしゃの資料への道程が険しい。

お金を払ってでも大学の先生あたりに聞ければ一番嬉しいのだが、ちび付き母ちゃんにはオフラインの大学に通うような時間はない。e-learningだけで家庭教育に関する専門知識が学べるという八州学園大学が、主婦層には人気があるそうだが、さもありなんである。

公開講座セミナー等を探しても、どうもはまる分野がマニアックなのか、少なくとも近場では見つからない。「今年の相場について」はあっても「マクロ経済学について」はなく、「子育てについて」はあっても「乳幼児心理学について」はない。放送大学ならあるのだが、我が家と衛星の間にマンションがドンとそびえている。また、上の箇条書きをすべて満たしてくれるものでもない。
e-Learningには何が出来るか | 一日一喝
これは、放送大学e-learning版を是非、と強く要望したい。しかもボイスチャットなりメッセンジャーなりで、受講生同士やTAなり教員と話ができるものを。
この場合の教材の見栄えについては、そんなに気にしない。e-learningの教材については、社内教育のweb紙芝居から、気合の入ったTOEIC講座まで経験はあるが、紙テキストでも構わない。一番欲しいのは困ったときの助け舟なのだから、それ以外のコストは徹底してカットして欲しい。