天下りと公務員

多分世界で最初のとんかつ評論家 元木一朗のブログ:止まらない官僚の人材流出
このニュース、http://www.rieti.go.jp/users/yasunobe-shin/氏が通産省を退職した時の次くらいにインパクトがあった。

親戚に、絵に描いたようなキャリア官僚が複数いる。東大を出て、官庁に入り、同期が次官になったので天下り、そこの官庁関連の企業やら特殊法人を転々として退職金をがっぽり貰い、勲章を貰ってリタイアした。

Request Rejectedとかを見ると、公務員の給料は高くない。ただしこれは、長い目で見ればモトが取れるようになっていると思う。中年以降はいくら年功序列といっても、昇進には差がつく。そして本格的にモトを取るのは天下りを開始してからだ。そして親戚を見る限りでは天下り先は、本人の能力や実績に応じて微妙に選択されているようだ。最終的な人事評定は、勲章の階級で通知される。

若いうちは安月給の上に年功序列では、能力の高い公務員はつまらなかろう。そして天下りは財政難の中批判が高まり、特殊法人にも手がつけられつつある。これは、能力のない人間には将来の天下り先確保の努力を、能力のある人間には転職のインセンティブを与えているも同然だ。

という話題をhttp://blog.drecom.jp/buu2/archive/23トラックバックしようと考えていたのであった。