先達はあらまほしきものかな

年金の入力に関するExcelファイルを書いていて、9/20,21あたりに行き詰ったので、厚労省の該当プログラムを、ファイルや変数についてメモを取りつつ読むことにする。Excelファイルを書いたりしていろいろ悩んだことで、プログラムのフローが今までより頭に入ってくる。「○○を計算するには、このプログラムのこのフラグの値を××に書き換えて、実行しなおそう」というad hocなノリが、このプログラムの随所に見られる。

8/29に書いたデータファイル抜けている疑惑についても、今回の再計算でH14年1月の中位推計を使ったから、H9年の推計結果や、H14年の低位推計等が入っていないのだということが判明。これは、「人口推計が下がった結果、年金財政がどうなるか」とか、「低位推計だとどの程度計算が狂うか」という点が、例のデータ一式だけでは検証できないということを意味する。これはちゃんと読まないとやばい、という危機感が日に日に募る。

読んでいて、20日あたりに悩んでいた、就労の有無と1号・3号が関係しない場合について、どうすればいいか答えがわかった。2号は雇われなくてはなれない。3号はある割合で存在するものとみなして計算を進めればよい。残りは1号だ。減免については悩ましいところであろうが。

わたしにはアクチュアリー系の知識はまるでない。数値計算系の仕事をしたこともない。そういうわけで作業はなかなか進まないが、気長にやるしかない。